出雲大社近くの隠れおすすめスポット 命主社(いのちぬしのやしろ)
筆者は島根県出雲市に住んで5年になります。
元々あまり寺社仏閣に興味がなかった筆者でしたが、とあることをきっかけに興味を持つようになり、最近では地元の特に神社を巡ることが趣味になりつつあります。
島根県出雲市の有名な神社として出雲大社を思い浮かべる人は少なくない、というかほとんどの人が出雲大社しか知らないと思います。
出雲大社は年間数百万人の観光客が訪れる全国でも有名な神社の一つとされていますが、そのすぐそばに隠れスポットとしてご利益が大きいと言われる神社があるのをご存知でしょうか。
それが、「命主社(いのちぬしのやしろ)」です。
命主社は出雲大社の摂社(本社の近くにあり、関係が深いとされている神社のこと)とされています。
命主社の場所
命主社は、出雲大社から家社通りを東に進み、北島國造館を通り過ぎてすぐのところにあります。
道なりに歩くと、左手に看板が見えてくるので、すぐにわかると思います
御祭神 神皇産霊神(かみむすびのかみ)
御祭神 神皇産霊神(かみむすびのかみ)
命主社の御祭神は「神皇産霊神」と伝えられています。
神皇産霊神は造化三神のうちの一柱と言われており、簡単に言ってしまえばこの世界の始まりの神様の一柱ということになります。
出雲大社の御祭神である大国主命は素戔嗚尊(スサノオノミコト)の子孫ですが、命主社の御祭神である神皇産霊神は、素戔嗚尊の親であるイザナミ、イザナミよりも更に遡る先祖にあたります。というよりも前述の通り造化三神の一人とされているので、ほとんど全ての日本神話に登場する神々の先祖にあたるわけです。
社にある説明文には、大国主命が危険に晒された時に助けたということで出雲大社との関係性を示されていますが、そもそももっと古い神様なわけです。神皇産霊神が摂社の扱いになっていること自体が、何かが隠されている、そんな気がしてきます。
推定樹齢1000年のムクノキ
命主社の目の前には、大きなムクノキが生えています。推定樹齢1000年とのことで、とてつもなく太い幹を備えたその姿はとても不思議なパワーがあるように感じます。
筆者が訪れた時には、フクロウが留まっており、こちらをじっと見つめていました。
写真はムクノキの留まっているフクロウを頑張って撮影したものです。
ご利益
元々、この神社を訪れることになったきっかけは、妻の誘いでした。
妻は「出雲大社の近くに、子宝に恵まれるご利益のある神社がある」と言って、そこを訪れたいと言ったのです。
それから早速二人で訪れ、参拝させていただきました。
効果があったのか、なかったのかは今となってはわかりませんが、少なくとも二人の間は無事に子宝に恵まれ、その後お礼参りにも参拝しました。
この件について、ネットで検索してみたものの、「子宝に恵まれる」といったご利益は確認できませんでした。
妻は知人からその話を聞いたとのことでしたが、その出所は不確かなもので、そのご縁すらどこか不思議なパワーを感じるような気がします。
他のご利益を調べてみましたが、「ただならぬパワーを感じるパワースポット」とのことで、総合的にすごくパワーをくれる、ということだけがわかりました笑
最後に
出雲大社を訪れた際には、是非とも一度訪れてみてください。
筆者が訪れた際には近くに住んでおられず住民のかたが、この神社こそ本当にパワーのある神社と熱く語ってくださったりもして、筆者としてもとても気になる神社となっています。
出雲大社から歩いてすぐに行けて、人通りも少ない隠れスポットになっているので、ぜひおすすめしたいです。
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