スマホゲームCM合戦の行方(原神 vs Tower of Fantasy(幻塔))

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遂に登場するTower of Fantasy(幻塔)

筆者はスマホゲームが大好きです。当ブログは基本的に子育て世代に向けて発信していますが、やはり日々忙しい子育て世代が楽しめる趣味の一つにスマホゲームが入ると思うのです。
2020年、スマホゲームに革命が起こりました。原神のリリースです。原神はmihoyoという中国のゲームメーカーが開発したゲームです。 これまでのスマホゲーム界の開発費は多くても10億レベル。日本のメーカーでは広告費込みで数億円レベルでした。
そんな中リリースされた原神は開発費110億円を投じてつくられたというのです。そして、その開発費をリリースからわずか2週間で回収することに成功し、スマホゲーム市場に激震が走りました。
原神はオープンワールドRPGを売りにしており、広大な世界は崖の上だろうと海の上だろうと、はたまた建物の屋根だろうと行けないところはない異次元の自由度をスマホゲームにもたらしたのです。 また、美麗なオープンワールド、アニメ調のキャラクターデザイン、本格的なストーリー展開とゲーム好きにはたまらない要素をこれでもかと入れ込み、まさにスマホゲーム市場のゲームチェンジャーになったのです。(忘れてはいけないのは) それから2年の間、スマホゲーム市場は開発費の高騰が進み、様々なハイクオリティゲームがリリースされるようになりましたが、同じレベルの自由度とクオリティを持ったゲームは長らく世に出ることはなく、同ジャンルでは市場独占状態だったのです。
そしてリリースから2年、原神の躍進を見ながら開発費を費やしてクオリティを上げてきた、幾多のゲームメーカーの中から、原神に真っ向勝負を挑むライバルゲームがこの夏リリースされることになりました。 それがHotta Studioからリリースされる「Tower of Fantasy(幻塔)」です。テーマは「未来を共に駆けるオープンワールドRPG」。自由度の高いオープンワールド、アニメ調のキャラクターデザインを売りにした本ゲームはゲームとしてのジャンルは原神と丸かぶりで原神に真っ向から挑むライバルゲーム。 同じ中国のメーカーとはいえ、漢字二文字の名前自体、狙ってない…?筆者も紹介映像やベータ版プレイの感想など色々と拝見しましたが、まさに「遂にきたか!」とテンションMAX状態になりました。7月6日時点で正式なリリース日は決定していないですが、先月より事前登録キャンペーンも開始され、ついにリリースが目前に迫っているのです。

熾烈なCM争い

筆者は能天気にリリースを今か今かと待ちながらYouTubeを見ている今日この頃、ふと気がつきました。
「なんか、CM多くない?」
何のCMかというと、そうです、原神とTower of Fantasy(幻塔) です。
YouTube においては基本的に視聴動画ジャンルに合わせてCMが変わっていきます。筆者はゲーム系の動画もよくみるのでゲームCMが流れること自体は珍しくありませんが、それにしても多い。多すぎる。何を見ててもどっちかのゲーム映像が流れるのです。 Tower of Fantasy(幻塔)はわかるのです。
何故ならリリース前のコマーシャルが初動を左右するから。昨今のスマホゲーム業界は常に真っ赤なレッドオーシャン。群雄割拠のゲームが熾烈な戦いをしており、どんなに開発費がかかっていても初動でこけたら一瞬でいなくなってしまうのです。だからこそ、リリース直前のコマーシャルにリソースを割くのは当然。 ですが、原神はどうでしょうか。リリースから2年が経過し、売上も安定しているのに今さらこのCMの量は明らかに異常だと思いました。
そして気がつきました。「これ、Tower of Fantasy(幻塔)狙い打ちのCMだ」と。 ここからは推定の域を出ない話です。 原神のmihoyoはおそらく長らく安泰ポジションでしたが、遂に登場するライバルにたいして最大レベルの危機感を持っており、対抗策としてこの時期に大量のCMを打っているのだと。おそらくですが、リリース前や直後と比べると今の時期のCMはコストパフォーマンスは低いはず。それでもCMを打つのはやがて現れるライバルの芽を、花咲く前に潰そうとしているのではないか。 そして、mihoyoは現時点で圧倒的な財力を持っています。これによってCM量は今が一番旬なはずのTower of Fantasy(幻塔)よりも上回っているように思えるのです。
金は正義と言わんばかりの豪腕プレイですが、それと同時に危機管理能力の高さもうかがい知れますね。
ライバル登場の前にそれだけの資金を投資して備えることができるメーカーぎどれくらいいるのだろうかと、思い馳せる今日この頃です。

まとめ

Tower of Fantasy(幻塔)はリリース間近に迫っています。
果たしてmihoyoの策略は功を奏すのか。
はたまたHotta Studioがはね除けるのか。
筆者はそんな攻防も楽しみつつリリースを待ちたいと思います。

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この記事を書いた人

ガジェットとアート好きな一般サラリーマン。生活を彩るおしゃれガジェットの情報、好きなアートについての雑記をメインにしています。

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